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食欲のしくみ

     コラム

 

食欲のしくみ

 

 

こんにちは。

トレーナーの弓野です。

 

 

今日は食欲のしくみについてご説明します。

このしくみを理解すればダイエットや身体作りそして空腹時の対処にプラスになるでしょう。

 

 

□生理的に起こる食欲のしくみ

 

・血糖値が低下すると食欲がわく

血液中のブドウ糖濃度を『血糖値』といいます。

血糖値は食後上昇しますが、だんだん低下し、やがて空腹時血糖値(70~110mg/㎗)になります。

この血糖濃度に、脳の視床下部にある摂食中枢が反応すると空腹感が生まれ、食欲がわいてきます。

また、血糖値が空腹時血糖値の約二倍になると視床下部の満腹中枢が反応して満腹感が生まれ、食欲がなくなります。

 

・胃壁が縮むと食欲がわく

胃に食べ物が入ると胃壁がのびます。すると、その変化に副交感神経が反応して満腹中枢を刺激し、満腹感を起こします。

一方、胃の内容物が腸へ送られると胃壁が縮みます。

それには交感神経が反応して摂食中枢を刺激し、空腹感を起こすので食欲がわいてきます。

 

□感覚的に起こる食欲のしくみ

・おいしい情報は摂食中枢を刺激

 

食欲は、食べ物の味や見た目、香り、食感、料理を作る音、食事をする雰囲気によっても影響を受けます。

食べ物やその周囲の情報は、口や目、鼻、耳などから神経を介して大脳皮質のそれぞれの感覚野に送られ、味、色、香りなどの情報が統合されます。

 

その結果と食体験の記憶・知識などが脳の偏桃体という部分で統合され、おいしい・まずいなどの判断がなされます。こうした情報は視床下部に送られ、おいしいという判断は摂食中枢に伝わるので食欲がわき、まずいという判断は満腹中枢に伝わるので食欲がわきません。

 

ちょっと専門用語が多かったので分かりづらいと思いますが…

ざっくりいうと血糖値のコントロール(インスリンホルモン)これに限ります。

筋肥大、ダイエットの成功のカギです。今度詳しく解説します。

 

 

それではまた。

 

 

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