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有酸素運動

     コラム

有酸素運動すると筋肉が減る?

 

 

 

こんにちは。

トレーナーの弓野です。

 

 

頻繁に受ける質問ですが、自粛中ということもありせめてジョギングや散歩などの有酸素運動はやりたい!しかし頑張ってつけた筋肉が減るという話も聞きますと言われる方が多いです。

 

結論から言うとやり過ぎは筋分解を促進し、太りやすく痩せにくくなります。

 

目的にもよりますがダイエットや、ボディメイク中心でしたら必要ありません。

しかし、精神的リラックスや、体力をつけたいリハビリなどでしたら有効です。

 

ダイエットでしたらトレーニング+食事管理が一番体脂肪減少によいでしょう。

筋肉をつけ体脂肪のみを減らすことが理想の身体を手に入れる近道です。

 

 

 

ボディメイクのプロはビルダーです。ビルダーは筋肉を残しながら体脂肪だけを削ぎ落していきます。

ビルダーはランニングしてませんよね? 

それが証明しています。ヨガやフィールサイクルやトランポリンなど色々な痩せますを謳っているサービスがありますが昔からずっとあるもの、もしくはおこなっているベーシックな方法を探してみれば答えが分かると思います。

もちろん否定派はしません。あくまでも最短で体脂肪を落とす話です。

 

 

体重だけを落としたければ寝たきりが一番減ります。筋肉を減らすことです。

代謝は落ち病気にはなりやすくなりますが…

 

良い身体の人は見た目より体重が重いのが特徴です。

 

ちょっとそれましたが有酸素をするとなぜ筋肉が分解されやすいかを解説します。

まず、運動をする際に使われるエネルギー源を、おおまかに分別してみましょう。

 

筋力トレーニング⇒糖質

有酸素運動⇒糖質・脂質・アミノ酸【タンパク質】

 

長時間の有酸素運動を行い、糖質のエネルギーが枯渇すると、脂肪を分解してエネルギーを生み出します。そのタイミングで、血中や筋肉内のアミノ酸もエネルギーとして利用されます。

そのため、必要なエネルギーが枯渇している状態で有酸素運動を行うと、身体の筋肉を分解してエネルギーを確保するため筋肉量の減少が起こるのです。

 

また、長時間の有酸素トレーニングを行うとAMPキナーゼという細胞内のエネルギーセンサーが働き、タンパク質の合成を阻害してしまうために筋肉量増加が難しくなるでしょう。

 

ただし、有酸素運動には毛細血管を発達させて酸素や栄養を全身に送り出すなどのメリットもあります。そのため、筋肉量を維持しながら有酸素運動を行いたい場合、BCAA(分岐鎖アミノ酸)を摂取してエネルギーの枯渇を防ぐことが大事になります。

 

効率の良い有酸素運動を行い脂肪のみを落としていきましょう。

 

それではまた。

 

 

Life is Beautiful・・・