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疲労

     コラム

 

疲労

 

こんにちは。

トレーナーの弓野です。

 

皆さん梅雨入りも近いですが、体調はいかがですか?

疲れていませんか?

私は日中との寒暖差に少し疲れ気味です。

 

今日は疲労についての質問についてお話します。

その中でもどれがいいの?

実際どうなの?

ネットにはこう書いてあるなど、一度は耳にしたことがある内容だと思います。

 

 

1 栄養ドリンクで疲れは取れない

 

コンビニなどでも手に入る身近な存在の栄養素ドリンクですが、飲めば疲れが吹き飛びそうです。

しかし、数ある商品の中で人を対象に疲労回復効果が実証されているものは1つもなく、飲んで疲れがとれる可能性は極めて不明です。

 

栄養ドリンクのラベルを見ると『タウリン配合』と謳い、まるでその含有量が多いほど疲れに効きそうな印象を受けます。しかしタウリンが人間対し疲労回復効果があるという科学的立証はなされていません。とは言っても、栄養ドリンクを飲んでも『スッキリして目が冴えた』『元気になった』という、さも疲れが軽減されたかのような感覚を持つ人はかなりいるでしょう。

 

その理由は、ドリンクに含まれるカフェインの覚醒作用や微量のアルコールの気分高揚作用によるものと推察できます。

 

確かに一時的に疲労感が薄まるかもしれませんが、実際は疲れそのものはなくなっていません。

 

栄養ドリンクはまさに疲れをごまかすものであり、一夜漬けなどに活用する分には利用価値がありますが、長期服用は健康を害する恐れもあり、疲れがどんどん蓄積する可能性もあることも知っておかなくてはなりません。

 

2 うなぎを食べても疲労は回復しない

 

夏の疲れを食事で回復させようと思ったら、頭に浮かぶのは『スタミナ食』

焼き肉やうなぎなどの食べ物は、昔から『精がつく』とされ、特にうなぎは疲れをとってくれる食材として親しまれています。

 

しかし、うなぎをはじめとするスタミナ食と言われるもので、現代において疲労回復効果が認められているものはほぼ皆無です。

 

戦前など食材が不足した時代は、身体のエネルギー不足による疲れが深刻な問題でしたので脂質が多い高カロリーのスタミナ食が疲労回復につながったのです。

 

しかし食に困らない現代ではこのような疲れはおこりません。

 

脂質の多いスタミナ食を多量に摂取するとむしろ胃に負担がかかり逆に疲れてしまうことも想像できます。

ちなみにうなぎにはビタミンが豊富に含まれています。

 

昔はこれらのビタミンが不足しがちで、それらが脚気などを引き起こして、うなぎを食べればその予防になり、精がつくとされるようになったのかもしれません。

 

しかし、現代社会においてはビタミンも国民の摂取充足率は100%を超えていますので、いわゆる『スタミナ食』を摂取しても疲労を回復させる効果は期待できないのが現状と言えます。

 

3 疲れに最も効く食材は鶏の胸肉

 

牛や豚に比べ低カロリーで高たんぱく低脂質の胸肉が疲労回復の効果が高いと聞くと、少し意外な感じがします。

 

そんな印象もスタミナ食=脂質の多いものという脂質からきているのかもしれません。

超距離を飛び続けることで知られる渡り鳥は何万kmもの距離を飛ぶことができます。

渡り鳥たちは、いったいなぜ疲れずに長期間飛び続けることができるのでしょう。

 

その抗疲労メカニズムの研究から分かったことがあります。

それは、渡り鳥の羽の付け根には『イミダペプチド』という成分が豊富にあるということです。

実はこの成分こそが最強の『抗疲労成分』であることが最新の研究で明らかになっているのです。

 

イミダペプチドは鶏肉や牛肉、豚肉にも含まれていますが、日常的な食材の中では鶏肉にもっとも多く含まれています。

 

その他に、カツオやマグロの尾ヒレの部分に多く見られます。

よく動かす部分、すなわち疲れやすいところに分布していることが推察できます。

 

arrowsではただ、これを食べなさい、こっちのほうがいいではなく誰でも簡単に作れる、安い、美味い調理の仕方も指導させていただきます。

やはり見た目、コスパが大事です。

続けられなくては意味がないです。

コンビニのサラダチキン、サラダ、おにぎりは卒業しましょう。

 

是非一度無料カウンセリングにお越しください。

 

Life is Beautiful・・・

 

それではまた。