トレーニング中のドリンクは何がいい?
トレーニング中のドリンクには糖質は必要?
こんにちは。
トレーナーの弓野です。
私は、トレーニング前・中・後の食事やドリンクに一番気を遣っています。
この前・中・後、全てをゴールデンタイムと捉えてトレーニングしてから身体も徐々に大きくなってきた気がします。
試行錯誤しながら一番自分に合うサプリや消化によくトレーニング中のパッフォーマンスに影響が少ない食べ物などを常に考えています。
トレーニングを終了してから数時間の間は、筋タンパクの入れ替わりが激しくなっています。そしてタンパクの合成よりも、むしろ筋タンパクの分解のほうが激しくなっています。
筋肉量を増やしていくためには、筋タンパク合成を高めると同時に分解を減らすことが重要となります。
ところで、なぜ運動後は筋タンパクが亢進するのでしょうか。
理由としては、運動で使われたエネルギーを補償するために糖新生が活発となることや、運動によるストレスに対抗するためにコルチゾルが分泌されること、また筋タンパク合成を高めるために、その材料となるアミノ酸を調達しようとする働きが高まるということなどが挙げられます。
ここで重要になるのが、インスリンの感受性です。
タンパク分解系の一つに『ユビキチン・プロテアソーム系』というものがありますが、これはインスリンの働きが弱いと作用が亢進し、タンパク分解が増加してしまいます。
そこでインスリン感受性を高めるような薬剤を使うと、タンパク分解を抑制することができます。
インスリンの働きを高めるためには、糖質を摂取することが一番簡単です。
同時に糖新生を抑えることもできます。
体重1gあたり、1gの糖質を摂取することで、タンパク質分解を抑制でき、タンパクバランスをポジティブにできたという報告があります。
しかし減量中は糖質をいくらでも摂取するというわけにはいきません。
では、タンパク分解を抑えるために最低限の糖質を摂取したい場合、それは何グラムなのでしょうか。
ここでタンパク分解が亢進する理由をもう一度考えてみます。
『必要なアミノ酸を調達すること』がその一つです。ではアミノ酸を同時に摂取すれば、糖質の摂取量は少なくて済むのです。
十分な必須アミノ酸(20gのEAA)と糖質を同時に摂取したところ糖質摂取量はわずか30gで十分な効果があったようです。
つまり十分なEAAを摂取していれば、糖質摂取量は少なくても問題はないということです。
バルクアップの場合はグリコーゲン回復などのメリットがあるため、多くの糖質を摂取する必要がありますが、ダイエットの場合はかなり少なめでも十分であり、ただし同時にEAAを20g以上摂取することが必要だということになります。
できるだけ筋肉をへらさずに体脂肪を減らしたいというトレーニーは、ぜひ参考にしてみてください。
arrowsではコンテストサポートにも力を入れています。
カット出し、カラーリング、パンツ選びなどお力になれると思います。
是非一度無料カウンセリングにお越しください。
Life is Beautiful・・・
それではまた。