Official blog
ブログ

セロトニン

     お知らせ

こんにちは。

トレーナーの弓野です。

冬季うつだと太りやすかったり、食欲が増えたりするのはなぜ? についおてお話します。

冬季うつが冬太りや食欲増加を招く理由は、「セロトニン」の不足です。 セロトニンは不安感の軽減や気分のコントロール、さらに食欲のコントロールも司る脳内の神経伝達物質です。このセロトニンは、日光に当たった時間によって分泌量が調整されるという特徴があります。つまり、日照時間の短い冬はセロトニンの分泌量が減るため、食欲を抑えるのが難しくなってしまうのではないかと考えられています。 また、セロトニンは、必須アミノ酸の一種「トリプトファン」が脳に運ばれることで生成されます。トリプトファンは体内で作ることのできない物質で、食事からでしか取り入れることができません。このトリプトファンを多く含むのは、お肉や赤身の魚、大豆などのタンパク質、ナッツ類で、さらにトリプトファンの吸収をサポートするのが炭水化物やバナナなどのビタミンB6です。 このことから、冬季うつになるとトリプトファンの吸収を促進する食べ物を体が欲するために、炭水化物を食べたがるようになるのでは?とも考えられています。
それでは、また。
arrows